カブブックとは
カブブックとは、カブスカウトの進歩課程における修得課目(進級課目)が記載された本のことです。
修得課目(進級課目)には、「りすの道」、「うさぎ」、「しか」、「くま」の全4課目が設定されています。
カブスカウト年代の子供の心身の変化の大きさを考慮して、達成目標は1年ごとに示され、「うさぎ」、「しか」、「くま」の課程にわかれています。スカウトが日常生活の中で計画を立て努力したことにより、あるいは、集会に参加して活動することにより修得することができます。
カブブックのねらい
修得課目(進級課目)は、各々の年齢の子供として、また子供が大人になった時に良き社会人として幸福な生活をするために、ぜひとも修得し身につけてもらいたいと思われることを、「うさぎ」、「しか」、「くま」のそれぞれの課程とも、
①信仰とたしなみ
②健康と安全
③技能と野外活動
④社会生活
の4つに区分し、課目を設定しています
カブブックの種類
りすの道
りすの道はカブスカウトの仲間になろうとする子供と保護者が必ず履修する必修課目です。すべての項目を履修したことを隊長に認定してもらうと制服の左ポケットにりすのバッジを着用することができます。
うさぎ
うさぎスカウト課程の目標は、「集団への参加」です。
組という集団の一員であることを意識させ、自分を律することを体得し、なんでもやりたいという気持ちを活用して、簡単なことを最後までやりとおすことができる、を目指します。
しか
しかスカウト課程の目標は、「ルールと協力」です。
身体能力が発達し、スポーツや仕事ができる喜びを活用して、協力することの楽しさ、ルールを守ることの大切さを経験により知る。
周りに気を配ったり、他人の立場を考える、を目指します。
周りに気を配ったり、他人の立場を考える、を目指します。
くま
くまスカウト課程の目標は、「友愛と挑戦」です。
好奇心を刺激する多くの事にチャレンジし、その体験から物事を理解したり広い知識を獲得できるようになる。組活動の中心となり判断力・決断力が養われリーダーシップが育つ、を目指します。